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ぽた家の小細工


BD-1用
■ 折りたたみ式・携帯用小型輪行キャスター ■

(通称:「ゲタ」)

BD-1もブロンプトンと同じように折りたたみ時に転がして歩きたいっ! そう思っている方は多いハズ。でも純正のキャスター付きリアキャリアいまいちダサダサ・・・(ミズ○ニさん、すみません!)。なんとかしたい!
・・・というわけで、ぽた郎は苦節3週間、今年の夏休みの工作ということで(は別にないですが)、小型キャスターを自作しました。なるべく軽くてコンパクトでジャマにならないヤツ。ということで、タイヤにすぽっと装着し、収納時は折りたため、走行時にシートピラーなどに固定できるものを考えました。おもなスペックは以下の通り。

  • 使用時サイズ:L420×W120×H40(突起部含む)
  • 収納時サイズ:L210×W120×H80(突起部含む)
  • 材質:本体=木材(ヒノキ材)、キャスター=ゴム(ベアリングなし)
  • 総重量:約500g
  • 耐加重:15kgくらい?

以下、簡単な写真を掲載します。写真がヘタですみません・・・。

キャスター完成図(塗装前)

本体は加工のしやすさと軽さを考えて木材で制作しました。仮組状態の写真。この後、面取りヤスリがけ、塗装を施し、完成。ここではぽた郎&ぽた子のBD-1の色調にあわせ、黒く塗りました。

折りたたんだところ

蝶番とパッチン(ほんまにそういう商品名で売ってる)で留めてあるだけなので、ワンタッチで半分に折りたためます。

袋に収納

袋はハンディカム用のクッションつきソフトケース(70×280)。この袋に「ゲタ」だけでなく、BD-1専用簡易カバーも小さく折りたたんで入れることができます。この袋は走行時はシートピラーにマジックテープで巻き付けて収納。

キャスター装着時

これでサドル部分を持って押せば(引けば)、ブロンプトンと同様に転がしながら移動できます。多少の段差もOK。

前輪とシートピラーの下端を「ゲタ」の枠に押し込み、固定します。これだけでも外れませんが、前輪は念のためマジックテープでタイヤを巻き付けて固定してあります。

走行時

走行時は袋に入れ、ベルクロテープでシートピラーに固定します。袋には「ゲタ」だけでなく、BD-1専用の輪行用イージーカバーも折りたたんで入れることができます。

ただいま実用新案登録中!(←大ウソ) 手続きがめんどいしお金かかるし、なによりまだまだ問題点も取り除けないので、ヤメました。同じものを作ってみたいという方はぽた郎&ぽた子に直接お問い合わせいただければ細かい作成方法など全部提供いたします。んでもって、誰かうまく改良してくれ〜。

おもな材料は以下の通り。

  • 角材(15×30×1000) ← 材質はなんでもよいです。サイズもだいたいこんなもんで。
  • ゴムキャスター(40φ)5個 ← ベアリングなし。ハンマー印のやつとか。
  • 6φボルト・ナット類 ← テキトーに。
  • 蝶番
  • パッチン2個 ← ほんまにこういう名前で売ってます。
  • ベルクロ(オプション)
  • ハンディカム用携帯袋(70×280)(オプション) ← もう少し大きいヤツの方がいいかも(?)

ぽた郎は全部東急ハンズで揃えました。そのへんのDIYショップ(ホームセンター)でも手に入るものばっかりです。その他工具としては、ノコ、電動ドリル、ヤスリ、ドライバー、アーレンキーなどが必要です。塗装をする場合はラッカーも。木材のカットおよび穴開けはちゃんとした工具があれば自分でやってもいいですが、出来れば東急ハンズやDIYショップでやってもらった方がよいでしょう。その方が垂直・水平がちゃんと出て仕上がりがきれいでので。総工費は約3000円(オプションの袋が一番高かった)。手際よく作れば2〜3時間で完成します。


ぽた郎&ぽた子は車を持ってないので、輪行をする場合はたいてい電車です。このゲタを履かせてすでに20回以上使用しておりますが、ほぼ問題なく使用できています。使用時の若干の問題点を挙げますと、

  • 前輪サス部が地面すれすれで浮いているので、右に傾けるとガリガリと擦れる。バランスをとって転がすのにちょっとコツが必要。
  • 「ゲタ」を装着した状態でうっかり体重をかけたら、蝶番部分が壊れた(すぐ修理できたけど)。耐加重に少々問題あり。
  • 着脱がめんどい。袋に入れてピラーに固定するのもめんどい。(←ぽた子の感想)

というところでしょうか。まだまだ改良の余地が必要です。でもこれ以上ない頭を絞ってもアイディアが出てこんー。どなたか、これを元にうまく改良して下さい・・・(でもって教えて)。

この自作輪行キャスター「ゲタ」に関しての感想・お問い合わせは宿帳に書き込んでいただければ幸いです。

  


  

【追記その1】birdy用のキャスターとしては,リアキャリアと一体となった「セキサイダー」というのもジオポタリングのサイダーさんが開発されております。そちらの方はすでに商品として東京の和田サイクルさんで販売されております(ただし超・品薄)。

http://homepage.mac.com/geo_pottering/e_bikelife/e05_sekisider/e05_sekisider.html
http://atnak.fc2web.com/cycle/cycle2tune/cycle2tune3.html#sekisaider

うーん。あっちの方が使いやすそうだな・・・。ウチもこれにしようかな〜・・・。(笑)【2002年2月】

【追記その2】その後,アルミ製でより軽量堅牢なキャスター「ゲタ2号機」も試作しました。しかーし,現在,ひとに貸しておりましてモニタリング中です。写真撮るの忘れた・・・,アホや・・・。そのうちUPします。乞うご期待。【2002年2月】


作成日:2000年10月20日 最終更新日:2002年2月9日

 

  
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