■宮古島編■

イントロダクション

 垂直二等辺三角形のような形の宮古島は海岸沿いの幹線道路を一周すると約100kmになります(橋づたいに池間島と来間島まで渡って一周すると約130km)。トライアスロン大会では,島を一周半して155kmを走り抜きます。ここではトライアスロンコースではなく,ときおり海沿いの農道などにそれてのんびりポタポタ走る穴場コースをご紹介します。脚力のある方なら余裕で一日で走れるコースですが,いろいろオモロい寄り道がいっぱい。時間のある方は何日かにわけて走ってもよいかも知れません。

 ここではとりあえず平良市内にホテルを取ることを想定し,平良港をスタート&ゴールとして時計回りでまわるルートを取ります。もちろん,その逆でもOKですし,スタートもゴールもどこに設定してもOKです。ぽた郎&ぽた子は二日目,三日目,五日目に分けて,のんびり(成り行きで(^^; )一周走って来ました。

 コース概略は以下の通りです。

というわけで,まずはしゅっぱ〜つ。【左フレーム地図上のスポット名をクリックすると該当する文章にジャンプします。】

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 砂山ビーチ 

 ぽた郎&ぽた子は5日目の朝,7時半に平良港を出発し,とりあえず北上しました。第1チェックポイントはやはり砂山ビーチ。ここは宮古島の観光ガイドマップに必ずといっていいほど写真が紹介されている超有名スポットです。

 砂山ビーチはまさに砂の山をよじよじ登らないとビーチにたどり着けません。手前の駐車場に自転車を止め,よこっらえっこら砂の山を上ります。すると目の前に突然現れる青い海・・・。カンドーのスポットです。ただし,ぽた郎&ぽた子が行ったこの日は北西風がひじょーに強かったので,文字通り波風荒く,穏やかならぬ雰囲気でした。ビーチでのんびり朝ごはん&お茶,という野望は崩れ去り,早々に退散したのでありました。。。

 平良港から砂山ビーチまでは標識もいくつかあり,道に迷う心配はありません。なお,平良市街から県道83号を北上する幹線ルートは交通量が比較的多く,道幅が狭い・分岐が多い・アップダウンも多い,とポタリングにはあまりオススメなルートではありません。


砂の山を登り切ったあとに紺碧の海とカンドーのご対面。。。

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 大浦周辺 

 砂山ビーチから県道83号にもどり,北上,スグに230号線との三叉路になります。池間大橋・西平安名崎方面は左手へ,すなわち230号線を北に進路を取ります。このまま素直に230号線を行ってもいいんですが(これがトライアスロンルート),養護学校正門のT字路を左折すると海沿いの農道があります。この農道,ビーチなどはありませんが,ひたすらサトウキビ畑の中を行く爽快路。まさに南国の田舎道〜,って感じです。アップダウンは多少ありますが,車も殆どなく快適です。

 83号線を逆ルート(反時計回り)で来る場合は,清風園あるいは宮島小学校への看板をたよりに右折して下さい。

 いずれにせよ,先を急ぐ方は県道230号線がおススメです。ゆっくりポタリングしたい方は楽しく迷いながら裏道を行きましょう。人生,裏道の方がおもろい発見もありますよ。(^^) 

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 狩俣周辺 

 農道を北上すると,最後には道なりに右に曲がり,県道83号線に合流します。角に「すむばり食堂」という寂れた食堂がある交差点です。西平安名崎へは,さらに83号線を北上し,三叉路を左折。池間大橋へは右折。ここの交差点は大きな道路標識があるので大丈夫です。

 西平安名崎からの帰りも230号線を使わずに,今度は東側の農道にそれます。ここはぽた郎&ぽた子が行った時(2002年3月)は路面工事中でしたので進入路がちょっとわかりづらかったです。ま,迷いながらのんびり探すのもポタリングの面白いところ。先を急ぐ方は幹線道路(230号線)を行った方がよいでしょう。

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 西平安名崎 

 西平安名崎,と書いて「にしへんなざき」と読みます。ぽた郎&ぽた子は3日目の夕方にここに来ました(5日目に一周したときは,しんどいから大浦から北はカット(^^; )。ここは風力発電施設が有名です。風車はNEG-micon社性600kW機が2基,三菱重工製450kW機が2基あります。実はもう一基あったんですが,台風で大破して修理中だそうです。一番手前の三菱の風車も止まってました。あらら。

 西平安名崎一帯は公園となっており,遊歩道や東屋も完備されています。珊瑚の海に沈みつつある西日が非常に美しかったです。東屋で西日を拝みつつ,コッヘルでお茶を沸かして一服。お茶はもちろん,ゴーヤー茶さぁ〜。(^^)


悠然と並ぶ風車4基(しかし一基故障中・・・)


これはNEG-micon社製風車


風車をバックにBDをパチリ。
ここまで持ってくるのに担ぎましたです。ハイ。

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 比嘉ロードパーク 

 さてさて,西平安名崎から進路を南東に取り,東平安名崎へ。垂直二等辺三角形の長辺を走ります。この区間はほとんど見所はありません。お店もまったくありません。ひたすら延々とゆるゆるうねる道を走ります。うーん。気分はトライアスロン・・・。ぽた郎&ぽた子は,ただ走るのは苦手だな・・・。

 この区間の唯一の休憩場所は比嘉ロードパーク。なんてことはない,ただの駐車場&休憩所です。しかし,ここからの眺めは最高。珊瑚礁のリーフが延々と続きます。ロードパークは断崖絶壁の高台に位置しており,壮大な眺めが楽しめます。しかし,この日は風が強く,立ってるのもシンドかったです・・・。


断崖絶壁の眼下に広がる珊瑚礁。

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 東平安名崎 

 東平安名崎,南東に細長く突き出た陸の回廊上に車道と遊歩道がきれいに整備されています。両側が海の断崖絶壁の上を走るのは爽快! まさしく空と海とが一つになるその地点に向かって走るような感じです。宮古島を走るのであれば,たとえ一周できなくても,ここだけは絶対に逃すべきではないでしょう。車道は一直線に岬まで伸びており,その脇をつかず離れず遊歩道が伴走します。ぽた郎&ぽた子は往路を車道で爽快に,復路を遊歩道でのんびりと走って2度楽しんで来ました。ここはほんまにええで〜。

 この日(5日目),朝7時に平良市内を立ったぽた郎&ぽた子は北東の横風にあおられながらも快調に飛ばし,11時にはここに着いてしまいました。すばらし〜い。パチパチパチ。ところで,岬の周辺にはお店もなーんもありません。さて,昼メシはどないしよ。

 岬の突端には白い灯台がポツンと立っており,中を見学することができます。(入場料500円也) この日の風速は灯台上で風速15m/s! 欄干に掴まっていても恐怖感を覚える風速でした。


岬の付け根から灯台まで,約1.5kmの白い舗装路。


岬の突端で記念撮影。180度の視界。


きれいに整備された遊歩道。と左遠くに見えるのは灯台。


灯台の上から島側をパチリ。
珊瑚礁の上に伸びるグリーンベルト。
ここを走って着ました。

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 七叉の風力発電施設 

 東平安名崎から一路西へ。横からの風は強いが,まあまあ走るのにはシンドくはないので助かりました。国道390号線は途中から内陸部へ逸れてしまうので,県道235号線に入り海岸線を進みます。このあたりはパチい観光スポットやレストランが若干軒を並べております。

 腹は減ったが,せっかく宮古島に来てフツーのレストランには入りたかぁねーぜ,とやせがまんのぽた郎&ぽた子はなおも西進。しばらく行くと右手(内陸側)に風車が見えてきました。ここは沖縄電力のテストプラント。風車2基と太陽光発電パネルがあります。沖縄の空には風車が映えるな〜。


風車&太陽電池をバックに記念撮影。
やはり風車はデカい・・・。

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 ムイガー断崖 

 七叉の風車から更に西へ進みます。この辺りは宮古島の海岸線の中でももっとも起伏があります。延々登ったり下りたり。軟弱者のぽた郎&ぽた子には,ちょっとシンド。

 しばらく西に進むと,ムイガー断崖の標識があります。ムイガー断崖はその名の通り海にそそり立った断崖です。崖の上まで石段があり,登ることができあます。ここからの眺めも,絶景かな,絶景かな〜。 


今通ってきた東平安名崎が遙かかすんで見えます。

 なお,大阪に帰ってきてからわかったことですが,この近くに天然の湧き水もあるそうです。ガイドブックには載っていない超穴場だとか。残念〜。また行こう。

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 ガーデン・シギラ 

 さてさて,東平安名崎を起つこと1時間半。このあたりになるとかなり空腹になってきたぽた郎&ぽた子。もう1時をまわったぞ。。。しかし店も殆どない・・・。

 シギラ・ビーチの周辺は県道235号線が現在工事中らしく,道がとぎれとぎれになっております。しかし海沿いのゴルフ場に沿ったきれいな農道(?)があるから大丈夫。このあたりはビーチも迫り,気持のよい道です。(ぽた郎&ぽた子が行った2002年3月と道の状況が違ってる可能性がありますので,この辺を走行される方は,現地で最新の地図を入手することをおススメします。)

 閑話休題,とにかく腹がへったぽた郎&ぽた子。ガイドブックを頼りに「ガーデン・シギラ」を目指します。もう2時。はらぺこだあ〜。「シギラ」は海沿いの農道と並行する国道390号線沿いにあるので,そこまで北上しなければなりません。しかーし。そこまで行くのが,これまたゲキ坂だったりするんだな。最後のひと漕ぎがシンドい。

 ・・・でようやく見つけました「ガーデン・シギラ」。評判に違わず,素敵な雰囲気の店でした。南国の花咲くオープンテラス風の美しいお店。料理もオリジナリティーがあってよい。もずくを沖縄ソバに練り込んだ「もずくそば」が有名だそーです。


南国の花咲く美しいガーデン。トロピカル〜。


これがウワサのもずくそば。
宮古ソバ(沖縄ソバ)よりあっさりしてます。


こちらは冷ソバセット。もずくの天ぷらがグッドです。
でもつけ汁がフツーのざるソバ用みたいでうーん。。。

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 前浜ビーチ 

 シギラビーチから西へ進むとドイツ文化村なんてのもありますが,ここはあっさり素通り。お土産屋などを覗きましたが,せっかくのドイツ村なのに生ビールがレーベンブロイしかないんじゃあんまりだ〜。ガルル〜。というわけで,トイレ休憩だけであっさり素通り。この界隈はそれ以外はあまり見所はありません。さらに農道を西に進みます。このへんも工事中の農道が多く,どんどん整備されてく感じ。来る度に走りやすくなってくんだろーなー。地図に載ってない新しい道を迷いながら走るのもまた楽し。

 さらに西にずんずん進むと「来間大橋・左折」という看板が出てきますが,とりあえずここでは通過します。(来間大橋と来間島もぽた家的超おススメスポットですが,その話はまた別のページで。) さらに西に進むと東急リゾートの看板が見えてきます。このあたりが前浜のビーチです。

 前浜は「まいばま」と読みます。東急リゾートの裏面にありますが,港にも隣接しているので,いわゆるプライヴェートビーチではありません。しかし手入れの行き届いた非常に綺麗な砂浜です。宮古島で一番大きい砂浜。ゴミもほとんどなく,美しい砂浜と青い海が延々と続きます。ナイススポット〜。夏になったら混むんだろーなー。あ,ちなみに前浜ビーチはトライアスロン大会のスタート地点でもあります。

 ぽた郎&ぽた子は今回,東急リゾートに3泊もしたんですが,このビーチの写真はナゼか取り忘れました。美しい砂浜,心の目で見てください。すみません。。。

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 西浜崎・長崎の浜 

 トライアスロンの自転車コースは東急リゾートから右折して国道390号線を北上しますが,のんびりポタるのであれば,超おススメの穴場があります。それが,西浜崎および長崎の浜周辺の海岸線に沿う長崎遊歩道です。この遊歩道はガイドブックにもあまり載ってません。宮古島で入手した無料パンフレットには載ってました。

 ぽた郎&ぽた子はこのルート,二日目の午前中に散歩がてらのんびり走りました。雲一つない快晴で昼食前にのんびりポタポタ。うーん,これぞ南国! 楽園! しあわせ〜。仕事ブッちぎって無理矢理休暇取って正解やった・・・(笑)。もう一回来ようかな〜,とも思いましたが,五日目の一周の日は疲れてたので,ちょっと省略・・・。(^^:  

 遊歩道は全体としてあまり手入れもされておらずちょっと寂れた感じもあります。しかーし。だからこそ超・穴場。まるで熱帯雨林のジャングルの中を駆け抜けているようです。ところどころ茂みが途切れて浜辺に出られる秘密のポイントがあります。探して見て下さい。

 なお,遊歩道へのアクセスは,東急リゾートからわけわかんない細い農道をちょろちょろ入った先にあります。遊歩道の入口自体も非常に見づらい寂れた看板があるだけなので,うっかり通り過ぎないよーに。現地で詳細な地図を貰ってもやっぱりよくわかりません。ま,迷って下さい。というわけで,先を急ぐサイクリストには余りおススメできません。のんび〜り時間を持て余したポタリスト向きの脱日常・探検ルートです。


あまり手入れされていないせいか,気分は熱帯雨林。


このような秘密のビーチに出れるポイントもあり。

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 おいシーサー 

 長崎遊歩道の出口の近く,与那覇の集落内にあります。しかし,ここもまた非常に見つけにくい。ハッキリ言って迷います。迷うのがポタリングのおもしろさ。ということで,覚悟して行って下さいね(笑)。あ,ちなみにここは要予約です。ぽた郎&ぽた子は運良く当日電話してOKでしたが,原則は前日までに要予約です。

 ここの料理はすばらしいっ! 沖縄のおばぁの手料理さね〜。こころがこもってるよぉ〜。と思わずうちなーぐち(沖縄語)になるぽた郎&ぽた子。野菜などは自家菜園で無農薬栽培だそうです。なんか見たこともないような不思議な葉っぱも出てきます。いや〜,沖縄料理は底が深い! 手料理もさることながら,食事中におばぁ(というよりおばちゃん)のお話がいろいろ聞けるのが楽しいです。また来たいです。


「おいシーサー」は民宿「津嘉山荘」の昼食部門です。


見よ,このゴーカな料理を! あと2皿来ます。
これでなんと1,500円。く,食いきれん。。。

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 久松 

 久松の集落はいわゆる観光ルートではありません。強いて言えば巨石墓(みゃーか)がある程度。しかし,観光地化されてないふつーの鄙びた集落がこれまたよいところです。

 前浜から平良市街へは国道390号線が最短距離ですが,これは幹線道路でトラックなどもバンバン通るので,ぽた郎&ぽた子はヘキエキして裏道を探しました。海沿いに久松に抜けるルートです。探してみると,やはりありました。最近整備されたばかりの農道が。これまた海沿いの鄙びたのどかな道で,車もまったく来ずにのんびり走れました。

 久松の集落はハッキリいって迷路です。道路が直交していません。わかりづらい。ここは勘でテキトーに走り,迷うことを楽しみましょう(時間がない方はダンプといっしょにまっすぐ390号線をどーぞ)。


草ぼうぼうでうち捨てられた感じの巨石墓(みゃーか)

 みゃーかに行くのも迷いまくりました。路地が細かすぎて地図に載ってない。案内板がデフォルメされてて北も南もよくわからん。道を聞こうにも人がいない。と完璧にオリエンテーリング状態。いやいや〜。ポタリングの真髄ですな。

 結局,ぽた郎&ぽた子は久松から平良市内へも裏道を探し,迷いに迷いました。日も沈みかけたのに,行けども行けどもジャングル・・・しかもダートが段々深くなっていく・・・,ほんまにここは日本か?タイムスリップしちゃったのでは? などと不安に襲われつつも,ようやく出会った農家のおじぃに道を聞き,平良市へとたどり着けたのでした。。。いやー,なんか大冒険しちゃいましたね。(^^;

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 ふたたび平良市街 

 というわけで,宮古島をぐるりと一周して,平良市街に到着です。お疲れさまでした〜。


ここは平良港のすぐ近くのパイナガマビーチ。

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 南楽(なんらく) 

 最後に平良市内のぽた郎&ぽた子的おススメ店をご紹介します。平良市内ではあちこちハシゴして宮古料理を食いまくったけど(笑),ここが一番印象がよかったな。ぽた郎&ぽた子は宮古島滞在中,結局2回も行ってしまった。店の雰囲気もゴチャゴチャと南国の猥雑さが出てて良いし,マスター(おにーさん)が威勢がよくてカッコいいです。宮古島の伝統的な料理から,島の食材を使った創作料理までいろいろメニューが豊富。なにより,おみやげにアロエの葉っぱももらっちゃったし。宮古島に再訪したら,またこよう。うん。


あまり高級感のない(^^)エントランス。
そこが飾らなくていいのさ〜。


お店のマスター。オモロイひとです。親切です。


アロエの刺身を一鉢おまけしてくれました。
ぽた郎&ぽた子が味を絶賛したら,
さらにアロエ本体をお土産にくれました。ありがと〜。

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