青春18輪行シリーズ プチ峠越え・出石への旅 |
麦草峠を制覇したらしい。それも2回も。 自転車の強者が必ず目指すところらしいです。 どんどんアスリートになってしまうのね・・・。よよよ。 峠を目指そうと思いました。 ガイドブックを探すと,手近なところにいい峠が・・・。 福知山と出石の間にある登尾峠です。 高低差200m。プチ峠越えです。(^^; やはり目の前のニンジンがないと 峠は登れない軟弱ポタリストでした。(笑) |
■旅のデータ■ |
●日時: 2002年8月23日(水) ●電車(時刻表のデータは2002年8月現在) 【行き】 新大阪7:01発 → 福知山9:36着
【帰り】 豊岡20:30発 → 大阪23:31着
註:帰りは訳あって大阪で下車。(ツタヤにビデオを返しに行っただけですが・・・(^^;
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●マップ1(兵庫県北部広域図)
●マップ2(出石町拡大図) |
●交通事情 福知山から登尾峠を通って出石へ抜けるルートです。JR福知山駅から登尾峠・出石町を通ってJR豊岡までの道のりは約53km。ぽた郎&ぽた子は出石でかなりうろうろポタりましたので,総距離は69.7kmでした。 福知山駅から野花交差点までは国道9号線,そこからは国道426号線を走ります。国道9号線はトラックが非常に多く,走ってて怖いです。最悪です。できれば裏道などのエスケープルートを探すか,電車を待ってでも山陰線の上川口駅まで行った方がよかったと思いました。426号線はさすがにたまに車に追い抜かされる程度ですが,やはりトラックも通っており,のんびりした田舎道〜という雰囲気を味わう瞬間は少なかったです。景色は田舎のひなびた風景が続き,きれいです。坂は峠まで高低差200m程度のだらだら坂ですが,ぽた子にとってはやっぱりしんどかったです。深尾峠の下を通る長いトンネルがあります。トンネルを通るのはちょっとこわいです。 このルートは実は,「関西サイクリングマップ」(山と渓谷社)に書いてあったルートそのままです。この本にはこのルート,「初級」と書いてありました。確かに,軟弱者のぽた子でも何とか登れたコースでしたが,ほんとにこれは「初級」かな・・・。おそらく,二年前のBD−1を買ったばっかりのぽた子だったら,絶対に自転車がイヤになって帰ったルートだったと思います。もう二度とサイクリングなんかしないっ,ガルル・・・。っていう感じで。(^^; 例えば,プログラムなんかの本で,「誰でもわかる Perl 入門」みたいなタイトルの本って多いですよね? あれとおんなじです。「入門」とか「初心者向け」と書いておきながら,中身は高度で不親切。用語の解説ぐらいしてくれよ〜,ガルル・・・。っていう本。しょせん,わかる人はわからない人の気持ちなんかわかんないのね・・・。という思い,みなさんもしたことはないでしょうか? 自転車の世界でもおんなじです。「初心者でも大丈夫なコースですよ。」「ゆっくり走りますので。」とか言いながら,ゲキ坂が待っていたり,時速25km/hくらいで走ったり。本当の初心者っていうのは,ちょっとでも坂があったらいやになっちゃうし,時速20km/hでも漕ぐのはしんどいです。(これってぽた子だけ?) 自転車にたくさんたくさん乗ってる人って,自転車に初めて乗ったときのことを忘れちゃうのかな・・・? そうやって,上級者にとってはもの足りないけど決して初心者向きではないコースに連れてかれて,もう二度とサイクリングなんかしないっ,となっちゃった人って結構多いのではないでしょうか?(そうさせちゃった人も。) ぽた子の個人的体験から言うと,自転車を買って2年,ようやく車道を走ったり坂道を登ったりすることがそんなにイヤ〜じゃなくなりました。ようするに慣れですね。人によってはこの「慣れ」の早さがだいぶ違うと思いますが,慣れないうちに「初心者でも大丈夫なコースですよ」というコースに行くのはかなり危険です。(^^; というわけで,このルート,上級向けでも中級向けでもありませんが,決して「初級」や「初心者」向きではありません。そろそろ慣れてきて,ちょっとしんどくても走ると楽しいな〜,と思い始めた頃に行くのが一番だと思います。くれぐれも,自転車を買ったばっかりの彼女や奥さんを無理矢理つれていかないよーに。(特に普段ロードやMTBに乗ってるバリバリの方々。(^^; ) 自分の身近な人が「もう二度とサイクリングなんかしないっ」ってなっちゃったら,やっぱり悲しいですよね・・・。 ネガティブなことばっかり書いちゃいましたが,全体的には,ちょっとした峠を越えて,温泉とおそばが待っているので,ちょっとした充実感が味わえるお手軽なコースです。(^^; ●旅日記 前置きが長くなっちゃってすみません。ではでは,行ってみよう〜 → |
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